国内有数のベンチャー企業の中心地とは

日本のベンチャー企業界は、企業と起業家の提携の恩恵で爆発的に発展しています。

従来までは展開が遅く、リスク回避型として知られてきましたが、より迅速に発展させるため、益々よりフットワークが軽く、動きのはやいベンチャー企業に注目し、資源を投入するようになっています。

現在では、大手企業がベンチャー部門を支援するようにまでなっています。

フォーブスのトップ500の44社のうち、25社が一定の能力のベンチャー企業と協力しているのです。企業のベンチャー資金はこの関与の一環として、ますます新規事業に投資されるようになっています。

トヨタ自動車やパナソニックなどの巨大企業は、ベンチャー企業になんと27倍の資金を投入しているのだとか。

1.東京:急成長するベンチャー企業のエコシステム

世界有数の人口の多い都市であり、日本経済の原動力である東京は、長い間、商業、テクノロジー、イノベーションの中心として知られてきました。

三菱、ホンダ、ソフトバンク、トヨタ、ソニー、みずほは、世界屈指の先進的企業です。日本にはたくさんの革新的な企業があると広く認識されていますが、東京が際立って発展的なベンチャー環境を整えていることはほとんど知られていません。

東京のベンチャーエコシステムは、約140億ドルの価値があり、サービスとしてのソフトウェア、ロボット、高度な製造業、金融、消費者向けサービス、これらすべてが相当します。

東京のエコシステムには、1,200以上のソフトウェア会社があり、高度な製造業やロボット工学において大きな存在感を持っています。

2017年、日本国内の産業ロボットメーカーは、ロボットの全発注の半分以上を納品しました。2016年との比較では39%の増加です。また、2017年に機能していたロボットは297,200台で、日本はロボット設置に関して世界第2位です。

このような偉業は、三菱、株式会社デンソー、株式会社ダイヘン、エプソン、FANUC、カワサキなど、有名国内企業を基盤として築かれています。

2.大阪:イノベーションの中心地

大阪は、東京にその座を奪われたものの、長い間、経済の原動力であり、日本の歴史や経済における重要な中心地です。

次の万博は2025年に大阪で開催されることになっており、万国博覧会国際事務局の承認を受ける予定です。万博は2025年に6ヶ月に渡って行われる予定で、大阪での開催は、初回の1970年以来、2回目となります。

推定1,000社のアーリーステージ・シード企業が大阪にあり、現在も成長を続けている起業家と事業の活況なエコシステムを誇っています。

大阪市には18万以上の企業があり、これは国内第2位で、そのすべてが大阪市内にあります。市内に官公庁が多く存在することもあり、市の中心街のこの企業密度の高さにより、近隣地域や郊外から大勢の通勤者が集まるため、昼間人口は約350万人を誇ります。

3.福岡:国内ベンチャー企業の天国

九州の最大都市である福岡市は、ベンチャー企業に対して法人税を大幅に減額しており、起業家が新規事業を始めやすくしています。

さらに、福岡市では、大幅な規制緩和を採用して会社設立の簡易化を行っています。これはある意味、福岡市をベンチャー企業、テクノロジー、サービスの中心地へと変えようとする高島宗一郎市長の取り組みの賜物といえるでしょう。